知識編   4.株を売りましょう。≪手仕舞い≫    


株主となったのも束の間ですね。気分を切り替えて、今後は売る、しかも儲けることに集中しなければなりません。
実際、 ほとんどの投資家は『買った』瞬間に『売る』側に寝返っているものです。あなたもその中の一人として「あわよくば」ではなく、確実に儲けられる手法をとってゆきましょう。それこそが、私がここにサイトを立ち上げた理由でもあるのですから。
これまで長々とたどって来た投資の知識はほんの序章に過ぎません!これからが本題であり、これからが重要になります。なぜならば、あなたが儲かるも損するも『手仕舞いのタイミング』如何だけだからです。さて、心して理解に努めましょう。

刻々と動く株価の変動において、あなたがヤキモキさせられるのは間違いありません。当然の反応ではあります。ですが、株価が上るたび下がる度に一喜一憂していたのでは、あなたの精神衛生上も良くありませんし、成績を向上させることも難しくなります。
信じられない方はご自身のお好きなようにトレードしてみて下さい。責任は負えませんけれど。
株価は下がります。もちろん上りもします。以下のような統計があります。

株式・債券・貯金は共に長期間投資すればするほど儲かるポイントへ収縮します。   ●「リスクは投資期間が長期間になるほど小さくなります(左図参照)。つまり長期投資が基本です。」(細野真宏の世界一わかりやすい株の本/細野 真宏著)〜
これは私なりに解釈すれば「最終的には投資は儲かるようになっている」ということになりますが、
●ウォール街の諺「株価を上げるためには買いが必要だが、下がる時には自分の重さで自然に下落できてしまうものだ」(投資苑p.294)
との意見もあります。
私は損したくありませんから当然、後者の意見を尊重します。
たったの一人でもその株を買いたいと思う人が居続けない限り、「株価は動かないし、売れる値段まで売値を下げよう」と思う株主が次第に増え始めて、徐々に徐々に株価を下げることになるのは明白ですからね。
つまり、損切りからお話すべきでしょう。

   損はほっておかない!≪損切り≫   


あなたが買った株の価格が下がってしまったのならば、なにはともあれ売らなければなりません。
これは確率の問題ではありません。株価が上るか下がるかは五分五分の確率だとしても、あなたが様々な指標やチャートから上昇すると読んで購入した選び抜かれた株ですから、そうそう下がるものではないでしょう。
でも下がるものは下がるのです。株価は大勢の意見の集約ですから、たった一人でも下がるほうにベットする人が多ければ価格は下がります。
それを一々気にして損切りしていれば、損を抑えられても永遠に利益を重ねることは出来ません。(長い目で見れば損失は膨らみます)
反対に、それをあなたが放置・放任・黙認してしまえば、含み損(手仕舞った途端にそれは実損です)がどんどん膨らむことになります。
どちらがいいですか?どちらも良くありませんね。
だからこそ、リスク管理が重要となるのです。

ここでのリスク管理とは、株を購入する段階で価格が下がる割合(又は金額)を測定し、それを考慮した損切り戦略を組んでおくことを言います。
具体的には、意に反して価格が下がった場合に自動的に株を売りに出す『逆指値売り注文』を、株を買ったと同時に発注しておくのです。
これはリスクを限定させる効果と同時に、あなたの損に対する恐怖と根拠のない反転を期待する感情をコントロールする効果があります。
この点は非常に重要です。なぜならば、これまでに破産した多くの投資家は自分自身の感情に逆にコントロールされてしまった結果であるからです。
「いずれ株価は期待した方へ動くようになる」
確かに、いずれ株価は期待した方へ動くようになります。なぜなら株価は上がり下がりしながら動くのですから当然です。
ですが、その時期を推測することは誰にも出来ません。

5%の損切りルールを守っていれば......

例えば、左図のような動きをする銘柄があったとしましょう。
☆Aで買い、損切り幅を5%に決めました。株価は上昇し、一旦下落しても@で盛り返しました。ところがAで大きく下落。若干戻したものの、更にBへ向かって下落してしまいます。
この際に、損切りルールを守って売ってしまっていれば、損失を5%に抑えられる訳です。ところが@とAの後でも若干戻していることから、再度の上昇もあり得ると期待してしまうと損切りすることを拒んでしまい、結果Bへ達して10%もの損をすることになるのです。

☆次は応用編です。上げ相場のBで買ったとします。誰でも儲かる上げ相場ですから当然持ち続けるだけで正解と言えます。
ですが、株価は上がり下がりしながら動くものですので、利ザヤだけを稼ごうと思っても思うようにはなりません。必ず利益の中に損失を含んでしまいます。
もしも相場に合わせていち早く手仕舞い→再参入を繰り返せれば、C+D+・・・という純粋な上昇幅を押さえることができるので、利益率を最大化することができる可能性が生まれるのです。

上記のように損切りは損失を抑える効果だけでなく、免れられない下落のロスさえも解消する効果があるのです。後者はかなり上級者向きのテクニックではあります。
ですが、損切りが不得手とおっしゃる方は、上昇相場の反落を利用して損切りの練習をしてみてはいかがでしょうか?躊躇なく損切りできるようになれれば、どのようなシチュエーションでも無敵となれるでしょう。

   これぞ醍醐味!お金持ちになるための≪利食い≫   


さあ、お待ちかね。あなたを金持ちに導く唯一の講座に進みましょう。
あなたが保有した株は、相場を読み、ファンダメンタルを確認し、テクニカル指標がGOサインを出し、ついに参入に踏み切った銘柄ですよね?それでしたら、もう10%は金持ちへの道を達成したことになります。
「たったの10%?」
そうですよ。あなたが真剣に取り組んできたこれまでの道のりは、言うなれば「プロローグ」でしかないのです。これからこそがあなたが最も集中して取り組まなければならない課題なのです。
「彼(リチャード・デニス)自身の見積もりでは、彼の利益の95%は彼のトレードのわずか5%からもたらされたものだという」(「マーケットの魔術師」p.122)
何度も言いますが、株価は上りもすれば下がりもします。それはあなたとは逆の判断をする人が必ず存在するということであり、相場が下がったとしても空売りで儲けられる人が存在するからです。
株を買えば分かりますが、同じ銘柄の株を同額で買おうと試みたところで、それはかなり難しいでしょう。つまり、同銘柄を保有している株主でも、その株を購入した代金にはピンからキリまであるということです。ということは、あなたが儲かったと判断するポイントも、損を被ってしまうポイントも、他の人とは異なる可能性があるのです。十人十色どころか、万人万色といったところでしょう。
そうは言っても、同銘柄を保有しているかぎり、使うチャートは世界でたったの一つだけです。つまり、最高値で売り抜けられれば、(買った)誰にとっても最も儲けられるということになります。
その際の問題点としては、「その最高点は誰にも分からない」ということと、「最高点だと見込んだ人々の売り注文が殺到すれば価格は一気に下落してしまう」ということです。つまりここでも、最高点を取れる人はごく限られた幸運な人だけということになるのです。そしてその幸運な人はおそらくプロ、機関投資家のいずれかになる公算が高いのです。
ですので、アマチュアを自認する私たちはそんな高みを敢えて狙わずに、おおよそ最高値(山を超えて下げたいずれかの地点)で手仕舞いしてしまうのが最も賢明であるといえます。
そして、その手法とは損切りのやり方と何ら変わりません。
株価がある一定の割合(又は額)下がった場合に自動的に売りに出す『逆指値売り注文』を設定しておくのです。
この割合の設定こそが熟練の妙味と言えるもので、素人の私には全く判断がつきません。もしこの究極の設定に自信がおありの方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報お願い致します。

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こちらは【かんたん、やさしい、初歩しょほ 『 株 』 投資でミリオネア入門】です。
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