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あなたが買った株の価格が下がってしまったのならば、なにはともあれ売らなければなりません。
これは確率の問題ではありません。株価が上るか下がるかは五分五分の確率だとしても、あなたが様々な指標やチャートから上昇すると読んで購入した選び抜かれた株ですから、そうそう下がるものではないでしょう。
でも下がるものは下がるのです。株価は大勢の意見の集約ですから、たった一人でも下がるほうにベットする人が多ければ価格は下がります。
それを一々気にして損切りしていれば、損を抑えられても永遠に利益を重ねることは出来ません。(長い目で見れば損失は膨らみます)
反対に、それをあなたが放置・放任・黙認してしまえば、含み損(手仕舞った途端にそれは実損です)がどんどん膨らむことになります。
どちらがいいですか?どちらも良くありませんね。
だからこそ、リスク管理が重要となるのです。
ここでのリスク管理とは、株を購入する段階で価格が下がる割合(又は金額)を測定し、それを考慮した損切り戦略を組んでおくことを言います。
具体的には、意に反して価格が下がった場合に自動的に株を売りに出す『逆指値売り注文』を、株を買ったと同時に発注しておくのです。
これはリスクを限定させる効果と同時に、あなたの損に対する恐怖と根拠のない反転を期待する感情をコントロールする効果があります。
この点は非常に重要です。なぜならば、これまでに破産した多くの投資家は自分自身の感情に逆にコントロールされてしまった結果であるからです。
「いずれ株価は期待した方へ動くようになる」
確かに、いずれ株価は期待した方へ動くようになります。なぜなら株価は上がり下がりしながら動くのですから当然です。
ですが、その時期を推測することは誰にも出来ません。
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例えば、左図のような動きをする銘柄があったとしましょう。
☆Aで買い、損切り幅を5%に決めました。株価は上昇し、一旦下落しても@で盛り返しました。ところがAで大きく下落。若干戻したものの、更にBへ向かって下落してしまいます。
この際に、損切りルールを守って売ってしまっていれば、損失を5%に抑えられる訳です。ところが@とAの後でも若干戻していることから、再度の上昇もあり得ると期待してしまうと損切りすることを拒んでしまい、結果Bへ達して10%もの損をすることになるのです。
☆次は応用編です。上げ相場のBで買ったとします。誰でも儲かる上げ相場ですから当然持ち続けるだけで正解と言えます。
ですが、株価は上がり下がりしながら動くものですので、利ザヤだけを稼ごうと思っても思うようにはなりません。必ず利益の中に損失を含んでしまいます。
もしも相場に合わせていち早く手仕舞い→再参入を繰り返せれば、C+D+・・・という純粋な上昇幅を押さえることができるので、利益率を最大化することができる可能性が生まれるのです。
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上記のように損切りは損失を抑える効果だけでなく、免れられない下落のロスさえも解消する効果があるのです。後者はかなり上級者向きのテクニックではあります。
ですが、損切りが不得手とおっしゃる方は、上昇相場の反落を利用して損切りの練習をしてみてはいかがでしょうか?躊躇なく損切りできるようになれれば、どのようなシチュエーションでも無敵となれるでしょう。
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