投資環境を診る 【世界市場】

3.世界情勢から日本を見通す

 

マネックス証券〔マネックス・キャンパス〕よりご提供いただきました

さて、最初に左図をご覧いただければ、『全世界の市場は連動している』ということが一目瞭然ですね。

つまり、世界のどこかで起きた大事件、金融危機、世情不安などは日本市場と一見無関係であったとしても、結果的には日本にも同等の影響をもたらすほどに、グローバル化は進んでおり、かつ外国人投資家の影響力は非常に大きいと断言できるのです。

中でも最も影響力のあるアメリカの今後から目を離すわけにはいきません。

これまで大統領選挙の前後ではたいてい、株価は下落するという流れがあるそうです。

新大統領が就任後に経済を立て直す⇒支持率が上がる、という流れを生み出すためだと言われています。

そうだとすると、2008年の金融危機による大暴落、そして2009年の弱いながらも経済復興(※NYダウが一年間で20%弱の上昇)にもオバマ大統領就任の影響が含まれているのかもしれません。

昨今の世界経済は難しい状況にあり、信用収縮とインフレが同時に起こるという、特異な状況下にあるというのです。日本ではデフレ(世界初のケースだそうです)ですが。

通常、インフレ抑制に政府が動くと信用収縮が起きてしまい、逆に信用を回復しようと金利を上げるとインフレが引き起こされるという逆相関の関係性を持っているのですが、それが同時に起こってしまっているのです。

この両方を同時に解消することは非常に困難な事象だということですが、打開策があるとすれば、やはりアメリカの主導力の回復、つまり新大統領の世界的リーダーシップの復活が鍵かもしれません。


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