ファンダメンタル編

4.財務指標【ROA】【ROE】配当利回り

総資産利益率【ROA】 Return On Assets

ROA(%)=経常利益(または営業利益)÷総資産

ROA(Return On Assets/総資産利益率)とは、総資産に対する経常利益または営業利益の割合を算出して、その企業の投資効率をみる代表的な指標です。

日本企業では、このROAの低さが問題となっています。統計の取り方によってデータは変化しますが、3〜5%なんていう数字まであります。100万円を使って、1年間で稼ぐ金額がわずか3〜5万円ということです!これでは国債を買ってるだけと大差がありませんからね。

自己資本利益率【ROE】 Return On Equity

ROA(%)=税引後当期純利益÷自己資本(株主資本)

昨今、『株式会社は本来的には株主のものである』という意見が重視されるようになって、取り上げられるようになったのがROEです。

ROE(Return On Equity/自己資本利益率)とは、株主から預かった資金をどれくらい効率的に利益化できているかを見る指標です。

配当利回り/配当性向

配当利回り(%)=1株配当÷株価×100

配当性向(%)=1株配当÷1株当り利益【EPS】×100

配当利回りとは、株価に対して何%が配当金として支払われる予定かをみる指標です。

配当は決算後の年1回、または年2回支払われるもので(金額は株主総会の決議による)、計算のベースとなる配当金額は予測ベースになります。
つまり、通年配当金額は変わらないものとして計算しますので、株価が下落すれば配当利回りは上昇するということになります。利回りが高いほど投資効率が高いと言えるわけです。

ただ、日本の配当利回りは一般に低く、一流企業でも配当を行わないところが多々あります。それは以下の言葉に要約されているでしょう。

「配当は1株あたり利益ほど重要ではない。実際、会社が配当を支払えば支払うほど、会社の体力は弱くなる。内部で必要とする資金を配当してしまうため……」
                                                                
(ウィリアム・オニール(「マーケットの魔術師」p.235


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